マレーシアもDVDが主流に?
久し振りにマレーシアに行ってきた。タイとは違う流行のDVDやVCDに映画や音楽を探索するのが楽しみである。少し前にマレーシアに行った時には主流はまだVCDであった。新しい映画はまずVCDで市場に回る。DVDははるかに少なかった。しかし今回は新作はまずDVDで現れるのであった。
携帯が恥ずかしい
タイも日本に負けず携帯が普及している。普及の大きな原因はタイ人の常識である「見え」なのか、あるいは通常の電話の具合の悪さなのか?公衆電話でつながりもしないのにコインを取られてしまった経験は、無い人のほうが稀であろう。
そのために私でさえも携帯を持つ。しかし、あれは恥ずかしい。その恥ずかしさを突き詰めてみると往来でプライベートなことを話す恥ずかしさである。それは日本の電車の中という公共の場所で、極めてプライベートな行為である化粧に精を出す馬鹿女と同じレベルになった恥ずかしさである。道を歩いているときに携帯が鳴ったら、植え込みに顔を突っ込み受けてしまう。どこであれ、小声で話す。日本人に多いのはなぜか、相手が見えないのが不安で、大声で話している人である。今の電話は囁く様に話しても、音を拾うのであるが。
プライベートとは言えなくても、ビジネスの話も往来で話しているのは恥ずかしい。ぱりっとしたスーツを着てても、携帯で話すと=往来で話す→人に聞かれるのは当たり前→機密事項には縁の無い役立たずビジネスマン=さらし者にされてるビジネスマン、という図式が成り立ち、判断される。
便利で恥ずかしい器具である。
インフラ・ストレス
本年2月の"MY DOOM”から始まったウィルスによる障害は以前衰えを見せない。取引先からもスパム業者からも感染したメールが届く。ずっと無事にやってきたわがXPも数度にわたってインストールしなおす事態になった。脆いものだ。
本サイトもウィルス攻撃からプロバイダーの対策が追いつかず、アップできないことも続き、さらには電話交換機が一ヶ月以上も不調でネットに繋げられないという信じられない事態が続いた。
現代は時間の情報の同時性で文明が成り立っており、基本インフラはイコール生命線である。そのような国からタイにやってくると毎日がストレスの蓄積だ。電話が繋がらない(タイの携帯の普及の最大の原因)、銀行の出納手続きの遅さ(コンピューターの使い方の質)から、交通渋滞、セブンイレブンのレジの遅さなどなど。それでも生活レベルで過ごし易いからタイに住み続けているのではあるが。
ビジネスと生活の時間は流れが違うのである。そして我々はビジネスの時間で働き、飲み、寝る国で過ごしてきた。
タイ人はひとつの、彼らの言う「サバーイ」の時間で行動しているのだろう。仕事中も飲食を欠かさず、デパートの店員同士の会話に客がものを尋ねると不機嫌にもなる。客の邪魔になろうと陳列棚の整理のほうが大事だ。
サバーイの時間で世界規格の競争はできない。だが、休息にはいい。我々は否応なしにビジネスの時間で戦い、サバーイの時間で休息し、癒される。
交通機関が遅れようと、役所や、ものの購買の手続きがあまりにも時間がかかろうとタイ人が噛み付いているのを見たことが無いのは「サバーイタイム」で許容範囲なのか?
タイでは金を出せばサバーイは手に入る。だが金を出しても時間を買うことはできない。